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越境EC展開ステップ3:プロモーション

  • ミラサポ
  • 2013年5月6日
  • 読了時間: 3分

  国内の場合と同様にリスティング広告、アフィリエイト、バナー広告、メールマガジン等でのテキスト広告、Facebook等のSNSやマイクロブログ等での情報提供などのプロモーション手段が多くの言語で利用可能です。

英語圏の場合

  日本以上に消費者のFacebookの利用率が高い国が多数であり、そうしたサイトでのリスティング広告やアフィリエイト、属性指定型広告は有効な広告媒体となります。こうした事業者は日本語でサービスを提供しており、また、比較的低額な投資額からプロモーションを開始できることもメリットです。 バナー広告やメールマガジンでのテキスト広告も、幅広く認知を集めるためなど目的に応じて利用することで、成果を上げることができるでしょう。

中国圏の場合

  各種プロモーション手法が積極的に利用されています。ただし、SNS分野ではFacebookではなく人人網(www.renren.com)が、検索エンジンではGoogleではなく百度(www.baidu.com)が高いシェアを占めているなど、英語圏とは全く異なるサイトがプロモーションのチャネルとして重要です。こうした中国のサイト向けの広告出稿は、現地企業と提携するネット広告代理店等で取り扱われています。

プロモーション成功のポイント

  消費者に認知してもらい、興味や安心感に繋げ、購買に繋げるというプロセス自体は、全世界のあらゆる消費者にあらゆる商品を販売する際に、共通の流れです。ただし、アプローチするチャネルやプロモーションの重点の置き方、表現方法は現地の消費者感覚に合わせた対応が必要となってきます。   事前にマーケティング情報を収集することは適切なプロモーションを選定する上で重要であるが、言語の問題もあり、最初から最善の方法がとれるとは限りません。広告効果を継続してチェックしながらトライ&エラーを繰り返す、中長期的な視野でのプロモーション戦略をとるべきでしょう。特に中国などECが急速に拡大している国では、市場も大きいがライバルも多数参入しているため、プロモーション費用の投下量勝負になりがちである。広告資金ショートによる撤退に陥らないよう、綿密な計画が求められます。

プロモーションに関するチェックポイント
  • リスティングやアフィリエイトなど国内と同様なプロモーション手段が、海外消費者向けにも広く利用できます

  • ただし、国民性の違い等から、日本でうまくいく表現や手法が海外でも有効だとは限りません

  • トライ&エラーを繰り返しながら、プロモーションを最適化していく長期的視野が必要です

  • 商品ページのブラッシュアップやSNSの情報発信などは低コストで集客に繋がる施策です

プロモーションに関連した参考情報

  各国の消費者の違いについて、例えば情報収集時に重視しているチャネルは異なっています。

【重視している媒体】

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[出典:平成24年度電子商取引に関する市場調査]

  また、中国や米国の消費者は日本の消費者以上に、商品に対する問い合わせにも積極的です。こうしたコミュニケーションに対するニーズにいかにこたえていくかが重要です。

【越境ECに係る問合せ経験者の割合】

overseas_2.png

[出典:平成24年度電子商取引に関する市場調査]

  その他にも、ジェトロでは、中国でのクチコミマーケティングに関し、ソーシャルメディアで強い影響力を発揮する個人「インフルエンサー」(influencer)に着目し、彼らを取り巻く状況を紹介中国におけるインフルエンサー実態調査(2010年9月)等の資料も取りまとめています。

プロモーション提供事業者リンク集
Facebook広告

SNS「Facebook」を使ったマーケティングついての情報です。

Google Adsense

Googleの検索連動型広告Adsenseについての情報です。

アドウェイズ(ADWAYS)

中国を初めアジア各国のネット広告を代理店として展開しています。

iResearch Japan

中国市場リサーチとインターネット広告サービスを展開しています。

Successful Manager


 
 
 

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